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3兆円の使いみち 連載第233回

未曾有の災害ともいえるコロナだが、一向に収束のきざしがみえない。最近の感染者の急増に第三波との指摘もされている。この災害が特殊なのは長期間にわたり反復継続し、自治体や国が継続的な対策を求められる点だ。しかも、コロナ対策は、感染拡大防止と社会経済の維持という相対する面を持たざるを得ない。これまで両者のバランスをとりつつ災害に対処していくため、巨額の公費が投じられてきた。緊急事態ゆえに必要不可欠ではあるが、そこには一定の規律が求められる。その基本が情報公開である。

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