虐待情報の共有化 連載第208回

18年3月、東京都目黒区で、両親から虐待されていた5歳の女の子が亡くなった。事件の詳細はたびたび報じられてきたが、そのたびに多くの人が心を痛めた。私もそのうちの一人だが、こうした悲劇を防げなかった無力感に落ち込んだ。児童虐待の構造と要因は複雑で、解決のための「特効薬」はない。いくつもの対策を重ねていき、それらを通じてようやく低減できるものだ。対策の一つになり得るのが虐待情報の共有化である。ただ、その道は容易ではなく、なかなかにけわしい。

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