障害者雇用の水増し 連載第207回

2年後にパラリンピックが開催される日本で、障害者に対する裏切りともいえる行為が密かに横行していた。国や自治体における障害者雇用の水増し問題である。法律が定める雇用率の帳尻さえ合わせればいいという発想に、障害者はもちろん、多くの市民が憤慨した。そこには、日本社会に根強くある建前と本音との使い分けがみえる。建前として法律は守るけれども、本音では障害者雇用を進める気持ちはない。そんな国にパラリンピックを開催する資格などない。

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