個人情報保護の目的 連載第205回

制度は手段であって目的ではない。この定理は、情報公開と個人情報保護制度にも当てはまる。ところが、現実には手段の目的化が起こり、いったい何のための制度なのかがわからなくなることが多い。それによる混乱を防ぐには、制度の原点に立ち返り、目的を再確認しなければならない。個人情報保護制度の場合、混乱は過剰反応という形であらわれる。その影響が軽微であるならば、よくある話として受け流すこともできよう。しかし、人命にかかわるような過剰反応は看過できない。

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