強制不妊手術の根深さ 連載第202回

旧優生保護法下で行われた強制不妊手術の問題が、にわかにクローズアップされている。きっかけは手術を受けさせられた宮城県内の60代女性が、国に損害賠償を求めて18年1月に提訴したことだ。これが全国初の裁判だった。実は20年ほど前に、現在は70代になる同県内の女性・支援者から、強制不妊手術記録の開示について相談を受けた。しかし、彼女については関係資料がなく、事実解明を断念した苦い思い出がある。今後、事実解明と権利救済が進むことは歓迎するが、あまりにも長い歳月がかかっていることが残念だ。

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